軽バンで簡単に事業を始められるようになった
黒色のナンバープレートがついた軽バンを見たことがある方もいるかもしれません。黒ナンバーとは、軽貨物運送事業で使用されるナンバーを指します。具体的には、軽自動車及び125ccを除く2輪の自動車を利用して有償で貨物を輸送する事業のことを軽貨物運送事業と呼びます。
以前は、黒ナンバーを取得できる軽乗用車が4ナンバー車のみに限定されていました。しかし、2022年より5ナンバーでも申請可能になったため、黒ナンバーが取得可能な軽乗用車の範囲が広がっています。
これは運送業界の拡大や人材不足からとられた措置であり、現在は取得条件もそれほど厳しくありません。そのため、軽バンを活用した軽貨物運送事業を個人事業として開業される方が多くいます。
軽バンをリースするメリット・デメリットとは?
軽バンを利用する際にリースでの契約を検討している方もいらっしゃるかと思います。軽バンのリースにはメリットとデメリットがあります。ここでは、軽バンをリースするメリットとデメリットについて詳しく解説します。
軽バンをリースするメリット
軽バンをリースするメリットとしては、初期費用や維持費が通常の購入に比べて低く抑えられる点が挙げられます。リース契約では、車両本体の購入費用や保険、車検代、定期的なメンテナンス費用などが含まれている場合が多く、一括での大きな出費を避けることも可能です。
また、リース料金は経費として計上することができるため、節税効果を得られるのもメリットです。リース契約を利用することで、月々の支出を経費として処理できるため、キャッシュフローの管理も行いやすくなります。
さらに、リース会社が車検・点検時期を把握しているため、適切なタイミングで入庫案内がされることにより、利用者にとって車両管理の手間が少ない点も利点です。管理に関する業務を簡略化できるため、本業に専念しやすくなります。
軽バンをリースするデメリット
軽バンをリースするにはデメリットもいくつかあります。特に運送業で使用する際に注意が必要なのは、走行距離制限が設けられている点です。リース契約には1年間、または契約期間全体での走行距離上限が設定されている場合が多く、この制限を超えると追加料金が発生することもあります。運送業などで長距離を頻繁に走行する場合は、制限による影響が大きいかもしれません。
また、契約終了後には軽バンを返却しなければならない場合もあります。リース車両は基本的にリース会社の所有物であるため、契約が終われば返却義務が生じます。返却時に車両の状態が悪いと、修理費用などを請求される場合もあり、返却に向けて車両管理にも気を配る必要があります。
日産フィナンシャルサービスの法人カーリースのおすすめポイント
軽バンを利用するのであれば、節税効果の高いカーリースを活用するのがおすすめです。その中でも日産フィナンシャルサービスの法人カーリースは数多くのメリットがあります。ここでは、日産フィナンシャルサービスの法人カーリースのおすすめポイントについて紹介します。
期間と走行距離が選べる
日産フィナンシャルサービスの法人カーリースは、期間を12ヶ月〜96ヶ月から選ぶことができます。また、走行距離も1000km/月から設定することが可能です。
カーリースの契約内容を自社に適している形にカスタマイズできるのは、日産フィナンシャルサービスの法人カーリースのメリットといえるでしょう。
契約満了時の取り扱いが選べる
日産フィナンシャルサービスの法人カーリースは、契約満了時のクルマの扱いを選べるのが魅力です。選択肢には「新車に代替」「そのままリース継続」「車両の返却」の3つがあります。
カーリースのプランの中には、契約終了時に必ずクルマを返却しなければいけないものがありますが、もし継続してクルマが必要となる場合、次のクルマを探す時間と手間が発生してしまいます。
しかし、日産フィナンシャルサービスのカーリースであれば、契約満了時の選択肢が複数あるため、状況に合わせて判断できる点はメリットになるのではないでしょうか。
また、「購入選択権付リース」を選べば、契約満了時に購入することも可能です。最終的にクルマの購入を検討している方は、ぜひ購入選択権付リースも選択肢に入れてみてください。
Webから申込できる
日産フィナンシャルサービスのカーリースは、Webから見積もり、審査申込みが可能です。ディーラーに訪れる回数を少なくし、契約まで手軽にできるタイムパフォーマンスの良さは、忙しい方にとってメリットになるのではないでしょうか。
もちろん、見積もりだけでも問題ありません。どれくらいの費用か気になる方は、ぜひWebから見積依頼を行ってみてください。
法人向け リース料シミュレーション
リースするなら日産クリッパーバン
軽バンのカーリースにおいてサービス内容は重要ですが、どの軽バンを選ぶかは、それと同じくらい重要になるでしょう。軽バンには多くの種類があるため、どれを選べば良いか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
ここでは、軽バンのリースにおいておすすめの「日産クリッパーバン」について紹介します。
抜群の積載性
クリッパーバンの最大の特徴は、たくさん積めてフレキシブルに使いこなせる大容量荷室です。
パンケースであれば、最大で74パレット※1積載可能であり、ダンボールであれば69箱積載※1できます(グレード:DXの場合)。
開口部が広いため作業をスムースに行え、リヤシートを折りたたんで広々としたフラットなスペースを確保することも可能です。
さらに奥行きがあるため、建設業などで使用する脚立や工具類などの長尺物を積載できるのもメリット。様々な荷物の運搬において優れた性能になっているのがクリッパーバンです。
※1:パンケース:680×420×100mmの場合。ダンボール:380×310×280mmの場合。
ビジネスユースに特化した走行性能
2024年3月にトランスミッションが従来の4AT/5AGSからCVTへと変更され、加減速がより滑らかで快適になっています。運転中のストレスが軽減され、長時間の走行でも安定した乗り心地が得られるようになりました。
また、衝突安全性や耐久性を高めながらも軽量化を実現し、低燃費を確保しているのも大きな特長です。
さらに、最小回転半径が4.1mと小さく、狭い住宅街での運転や縦列駐車などの場面でも優れた取り回しのしやすさを発揮します。都市部の配送業務や住宅街での配達、駐車スペースが限られた場所での運転にも安心して利用できるでしょう。
豊富な先進安全装備
クリッパーバンには、あらゆるシーンでドライバーをサポートする、先進の安全装備が豊富に搭載されています。
踏み間違いによる事故を防ぐ「踏み間違い衝突防止アシスト」や、車線の逸脱を警告する「LDW(車線逸脱警報)」、車両が蛇行するなどシステムが「ふらつき」と判断した場合に注意を促す「インテリジェント DA(ふらつき警報)」等の機能が備わっており、安全な運転をサポートします。
さらに、「先行車発進お知らせ機能」や「ハイビームアシスト」も搭載されており、渋滞時の発進遅れや夜間の視界確保といった場面でも、より安全で安心なドライブをサポートします。
頼もしいEVの存在
商用向け車両においても電気自動車(EV)の需要が高まっていることを受け、軽商用EVバン「日産クリッパーEV」を、2024年2月より発売しました。日産クリッパーEVは、軽商用バンとしての実用的な機能と利便性を備えながらも、モーター駆動のEVならではの力強い走りを実現しています。
充電方法は「普通充電」だけでなく「急速充電」にも対応しており、必要な時に短時間で充電が完了できるため、ビジネスでの移動や作業にもぴったりです。
「アクセサリーコンセント」を搭載することで、出先で電気製品を使用することができる点や、非常用電源としての活用(別途V2Hが必要)が見込める点も特徴です。
一充電走行距離での航続距離はWLTCモードで180kmと、近距離エリアの配送であれば活用しやすい航続距離となっています。
参考:日産クリッパーバン Webカタログ
まとめ:軽バンのリースは気軽に事業が始められる最適な手段
個人運送業を始めたい方にとって、事業基盤となる軽バンを簡単に利用できるカーリース契約は、事業立ち上げ時の心強い手段の1つになるのではないでしょうか。
購入するのではなくカーリースを選ぶことで、初期費用が抑えられ、まとまった出費を避けつつ、必要な車両をすぐに活用できるため、事業を始めるハードルが低くなります。
また、個人事業を始める際、経費計上の手続きに不安がある方も多いと思いますが、リース料は毎月の経費として計上できるため、会計処理がシンプルになる点も、安心材料となるでしょう。
個人運送業を検討されている方は、軽バンのリースを検討してみてはいかがでしょうか。
個人事業主が軽バンをリースするなら日産フィナンシャルサービスの法人カーリースがおすすめ!
個人事業主の方で軽バンのリースをご検討なら、日産フィナンシャルサービスの法人カーリースがおすすめです。日産フィナンシャルサービスの法人カーリースは、日産車からお好きな車種を選択でき、契約期間や走行距離を自由に設定することができます。
また、メンテナンス内容を必要に応じてお選びいただける「メンテナンスリース」とメンテナンスなしの「ファイナンスリース」をご用意しています。事業の状況やニーズに応じて適した契約内容を選べる点も、日産フィナンシャルサービスの特徴です。
ぜひ、日産フィナンシャルサービスの法人カーリースをご検討ください。
この記事は、2024年11月時点での情報をもとに作成しています。