社員インタビュー

情報システム部サービスデリバリー2グループ M・K 2018年入社

情報システム部サービスデリバリー2グループ M・K 2018年入社

◆自分の工夫が活きる仕事

私の仕事は「社内業務のRPA化」です。RPAとは、Robotic Process Automationの略です。簡単に説明すると、「人がPCで行っている作業をソフトウェア(ロボットと呼んでいます)を用いて自動化する仕事」といったところでしょうか。
社内には多くの単純な定例作業があります。毎月決まったタイミングで決まった手順でデータを入力する、出来上がったデータをシステムに取り込む。そのような単純な作業をロボットが代行する事で、それまで作業に使っていた時間をより付加価値の高い仕事に充てることができます。作成したロボットは、決まったタイミングで決まった作業を自動で行ってくれます。
もともと大学では数学を専攻し、情報系の勉強を少し行ったこともあり、システム系の仕事に抵抗はありませんでした。ロボット作成は難しく、作ってはエラーが出て、修正してはまたエラーが出て…という繰り返しではありますが、試行錯誤してよりよいロボットを作成することに面白みを感じています。
今は、新規のロボット作成に加え、これまでに作成したロボットに不具合が出てきた時の修繕を行うことと、情報システム部以外の部署の人でも、ロボットが作成できるように、他の部署の方にレクチャーすることが、主な業務になっています。
今まで頑張ってきた甲斐あって、私たちが取り組むRPAのプロジェクトが、社内コンテストで社長賞に選ばれました。
やりがいを感じます!と言いたいところではありますが、先輩たちの背中を追って必死についてきた結果なので、やりがいを感じるのはもう少し先かもしれません。

◆自分の仕事が感謝になって返ってくる

人が時間をかけ、苦労していた業務をロボットで自動化するため、ロボットが入ると業務担当者に必ず「楽になった」と感謝してもらえるのが、この仕事の醍醐味ですね。ただ、ロボットを作成する前に業務の聞き取りが必要で、そのための時間を業務担当者に作ってもらうために気をつかう時もあります。それでも皆さん必ず協力していただけます。当社は人柄がいいと社内外から評価されますが、その通りだと思います。ロボットを作成すれば必ず楽になると皆さんわかっているので、協力してもらいやすいですね。
そうは言っても、人の良さに甘えないよう、時間をいただく時は念入りに事前準備をし、短い時間で会議を終えられるよう工夫しています。

◆もっと高みを目指したい

配属されてから1年半で13のロボットを作成しました。
そのうちの1つに、営業部で使用するリース車両料金の見積りを、自動で作成できるロボットがあります。
このロボットは、見積りが必要になるタイミングを見計らって、自動で作成すると同時に、お客さまの現在の契約内容を反映させるというものです。作成に1か月半かかりましたが、このロボットによって、社員1人分の仕事を自動化することができました。
当社はRPAを日産グループ内でいち早く取り入れ、グループ内でも大きな成果を上げています。先進的なことに携われているという実感があり、誇らしくもありますね。
ただ、まだまだ自分には知識が足りない。情報システム部では中途で入社された先輩もいて、先輩たちの技術や知識には敵いません。
この仕事が好きなので、もっと成長して、プロフェッショナルになって、これまで作れなかったものを作れるようになりたいですね。

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