役員×若手対談 -求める人財像とは-

役員×若手対談 -求める人財像とは-

役員×若手対談 -求める人財像とは-

株式会社日産フィナンシャルサービス本社会議室において、入社2年目の若手社員が総務人事部役員の馬場さんに求める人財像や入社する皆さんへの期待などについてインタビューしました。当日は、社員に期待することはもちろん、社会人・人生の先輩としてのアドバイスにいたるまで熱い想いを語ってもらいました。

求める人財像

常に「想い」を持って、主体的に行動を

若手:

日産フィナンシャルサービスでは、社員に求める人物像を「自律型人財」としていますが、この「自律型人財」になるための具体的なヒントを教えてください。

馬場:

私たちは「自律型人財」を大きく3つの項目で定義しています。

まず1つめは、常に「想い」と「問題意識」を持っていることです。

何か行動をするときには、必ず"こうしたい""こうありたい"といった「想い」をもって取り組んでほしいと考えています。仕事をする上で、ただ指示されたことを機械のようにこなしていくだけでは、本人自身も成果物も面白味のない、それなりのものしかできません。

最近社内で、「あなたの想いは?」「あなたがやりたいことは何?」といった会話が増えてきました。自分の「想い」を仕事で実現していく人、それが「自律型人財」です。

また、お客さまに対してより付加価値の高いものを提供し続けていくためには、"どうしたらもっといいものができるのか!?"といった「問題意識」を常に持って取り組むことが大切です。現状に満足しない気持ちが問題意識を育てていくのではないでしょうか。

自分の「想い」と「問題意識」、これらは達成感やモチベーションにもつながり、仕事を成功へと導くすべての出発点です。

馬場:

2つめは、主体的に考えて行動することです。

仕事というものは、誰かから与えてもらう受け身のものではなく、自分から創っていくものだと考えています。そのためには常にあちこちにアンテナを張って、情報に敏感になり、自分なりの仮説と意見をしっかり持ち、自ら発信し行動することがとても大切です。

おかげさまで、当社は毎年営業利益をはじめ各業績指標を向上させてきました。しかし、自動車業界の厳しい競争環境のもとでは、お客さまの期待値を超えた新たな商品・サービスづくりが必要です。そのために大切なキーワードがあります。それは、「主体的な行動」です。行動することが新たな商品・サービスづくりにつながっていくのです。

馬場:

3つめは、実践検証を行うことです。

失敗を恐れずにチャレンジすること、そして効果測定を確実に行うことが大事です。うまくいかなかった場合、その根本原因を振り返り、本質を追及していくことが、真の解決につながっていきます。失敗はさらなる成功のチャンスです。

私は成功している人には共通するキーワードがあると感じています。それは、「成功するまであきらめない」ということです。

新しいことにチャレンジするときには、反対をする人や、大きな壁にぶち当たることもあります。しかし、その反対意見や壁というものは、成功にいたるまでにあらかじめ用意されたもので、すべて想定の範囲内の試練と考えましょう。

なぜなら壁を乗り越えていくことによって初めて満足のいく仕事ができ、成果にもつながっていくのです。辛い状況に直面しても「これが乗り越えるべき壁だな。待ってたぞ!」という気持ちで、簡単にはくじけずぜひ乗り越えていってほしいと思います。

会社と社員のWIN-WINを目指す

若手:

「自律型人財」の「人財」の財は、一般的な材料の材ではなく財産の財となっていますね。これはどういう意図でしょうか。

馬場:

社員のみなさんは、会社の材料ではなく「財産」です。会社は利益拡大だけを求めていくのではなく、皆さんが会社で活き活きと活躍して会社とともに成長し、ともに喜びを分かち合っていくことが大切だと考えています。私たちは、会社業績の向上と社員の成長のWIN-WINを目指しているのです。

若手:

私は入社前の選考の段階から、日産フィナンシャルサービスは人を大切にしている会社だというイメージを持っていました。実際に働いてみると、さまざまな仕事を経験するジョブローテーション制度、キャリアビジョンを1対1で話し合う面談制度などもしっかり設けられており、社員1人ひとりの成長を応援してくれる会社だと感じています。

馬場:

「自律型人財」の育成については、10年かけて試行錯誤をくりかえしながら実践してきました。現在も役員の間で、人財育成や人事制度づくりのための論議を毎月2回行っています。

途中、挫折や失敗もありましたが、今では社長も全役員も自律型人財の育成について同じ想いを持っています。まだまだ志半ばですが、すべての社員が満足できる人事制度づくりを目指して、今後も地道な努力を続けていきます。

しかし、「人を大切にする会社」というイメージだけでなく、今後は「厳しく鍛えて成長の促進を支援する」といった点も意識して取り組んでいきたいですね。もう充分厳しいと思っている人もいるかもしれませんが(笑)。