Q1.日産フィナンシャルサービスへの入社の決め手を教えてください。
今では少数派かもしれませんが、当時私自身は転職してキャリアアップしていくという働き方はあまり自分に合っていないと感じていて、「自分らしく長く働き続けられること」に重点を置いていました。キャリアとしては漠然と「いずれは商品開発に携わりたい」と考えていましたが、入社前で仕事内容も詳しくわからず、確固たる思いもなかったため、その時点で絞り込むのは正直不安でした。そのため、一つの会社の中で幅広く業務を経験することができて、その上で自分のキャリア形成ができるジョブローテーション制度に魅力を感じて入社を決めました。
実際には、面白いもので入社前の希望通りのキャリアになっています。営業部で「販売会社がどのようにお客さまに対して商品を提案しているのか」を肌で感じることができた経験が、商品開発をしたいという強い思いへ繋がっていると実感しています。

Q2.今までのジョブローテーション経験について教えてください。
ジョブローテーションでの異動経験は2回です。1回目は入社4年目に大阪の販売会社向け営業に配属になりました。入社してから3年間は法人向けリース営業で法人への直接営業を行っていましたが、会社の主力商品であるクレジットの個人向け商品の営業の経験を積みたいとの思いもあり、販売会社向け営業を希望して異動しました。販売会社向け営業では販売会社の店舗・本部に対して、弊社の金融商品の利用促進・提案を行い、販売会社の信頼を得て、ベストパートナーとなれるよう取り組んでいました。
2回目は入社7年目に本社のリース企画部に配属となりました。先にもお話しましたが、入社当時いずれは商品開発に携わりたいと考えていて、販売会社向け営業・法人向けリース営業両方の営業を経験した上で、商品企画部署への想いが具体化されたので、希望し異動しました。リース商品部では、日産自動車と連携した拡販策のプランニングや、オンラインによる自動車の販売、個人向けリース商品の開発など日々刺激的な体験をしています。


Q3.今の仕事のやりがいはなんですか?
ジョブローテーションで2014年に希望の商品企画部署に配属となりました。現在はマネージャーとしてチームメンバー5名と共に、個人向けリース商品の企画・開発や、オンライン販売チャネルの構築が主な業務になります。そんな私の仕事のやりがいは以下の3点になります。
①手がけた商品がリリースできたとき
お客さまのご要望や、日産自動車、販売会社、弊社それぞれの思惑を高次元でバランスさせないと、商品化はできません。また、一つの商品の裏側にはいくつもの関連部署とオペレーションがあるので、検討・調整の繰り返しです。だからこそ時間をかけて調整・検討・再設計を重ねた商品がリリースできた時の喜びは大きいです。
②手がけた商品がヒットしたとき
過去、売れない商品をいくつも出してきました…。苦労して世の中に出した商品でも、全てがヒットするわけではありません。なので売れた時は、「自分たちの考えは間違っていなかった!」と自信に繋がります。
③チームメンバーの成長を感じられたとき
「苦手だったことができるようになった」「得意な領域をさらに伸長させることができた」「資料作成が一人でできるようになった」「他部署への説明がうまくできた」「資格取得した」など…。何でもいいのですが、小さいことでもチームメンバーの成長を実感できた時はやはり嬉しいものですね。
Q4.お気に入りの福利厚生や休暇ルールがあれば教えてください。
リフレッシュ休暇がお気に入りです。勤続10年ごとに会社からまとまった休みが付与される休暇で、加えて補助金支給があります。前回のリフレッシュ休暇の際には、北海道のトマムに家族で旅行に行きました。この制度のお気に入りポイントとしては、休暇と合わせて補助金が支給されるので、いつもよりいいホテルに泊まったり、食事を豪華にしたり、旅行先のアクティビティを増やしたりと旅全体をグレードアップすることができる点です。また、休まずに補助金だけ受け取ることはできず、必ず休暇を取得する必要があるため、「しっかりとリフレッシュしてくるように!」と会社からの強い意思を感じます(笑)。ありがたい限りです。また10年頑張ろうという気にさせてくれる、お気に入りの休暇制度です。
Q5.今年のボーナスは何に使いましたか?
趣味のキャンプに使う道具をいくつか購入しました。冬用のテントやキャンプ用の無骨なデザインの石油ストーブ・テーブル・椅子など大型のモノを複数購入したので、費用は結構かさみましたが、冬のグループキャンプで大いに力を発揮してくれました。特に石油ストーブの威力は絶大で、真冬の夜でもテント内は常に20℃以上が維持できて、快適な冬キャンプを実現することができました。ただ、徐々に家の中がキャンプ道具に場所を占領されつつあるので、妻からはいい加減にしろと言われていますが、今後も我慢できそうにありません(笑)。
残りは主に投資用資金として活用していて、今を楽しむための趣味に使うお金と、将来のためのお金と程よいバランスで使い分けるようにしています。

OFF SHOT

オフの時間の過ごし方
オフの日は月に1回程度キャンプか、バイク仲間とツーリングのどちらかでリフレッシュしています。キャンプは家族や同僚と楽しめる趣味として、バイクは大人の男の嗜みとして楽しんでいます(笑)。
写真は2024年10月にツーリングで行った長野県の霧ヶ峰高原です。友人とインカムで永遠と他愛のない話をしながら、バイクで風を切って走るのが最高のひとときです。片道250Km程度ありましたが、道中最高に楽しく、着いた先にはこの絶景、さらにご当地のおいしいごはんを食べれば、日頃の疲れも何もかも全て吹っ飛びリフレッシュできますね!自動車関連の会社ですが、社内にも意外とバイク乗りが多くいるので、同僚と一緒に行くこともあったりします。オフの日のために仕事を頑張り、オフの日は全力で楽しんでまた仕事を頑張る!いいサイクルです。